庭に鳥を呼びたくて餌台を設置したのに、肝心の鳥たちが来ない。
鳥は飛んでいるのに餌台には寄り付かず、残念な思いをする。
こんな経験はありませんか?
手軽に始めることができるからって、うちでも手作りの餌台を設置してみました。
すぐに鳥たちが寄ってきてくれるもんだと思って楽しみにしていたんですが、全く寄り付かない。
鳥の声はしているし姿は見る。鳥がいないというわけではなく、餌台には来ないんですよね。
この記事を読むと
- 鳥が餌台に寄り付かない理由って何?
- どうすれば手作りの餌台でも鳥を寄せることができるの?
- 望みの鳥を呼ぶにはエサはどうすればいい?
が分かるようになります。
鳥が餌台に寄って来ない理由

餌台を置いたばかりの頃は、あなたの庭を見慣れている鳥たちにとっても新たな変化なので、危険なものでないか様子を見ていることが考えられます。
見慣れないものがワナだったら命に関わりますからね。
鳥たちが餌台は危険なものではないと感じるようになるまでは、しばらく時間がかかるかもしれません。餌台がいつもの風景に溶け込んで、鳥たちの警戒心が解かれるのを待つ必要があるでしょう。
以下のような状況にないか確認してみてください。
- 頻繁に人が近くを通る(気になってすぐに様子を見に行く)
- 猫に狙われやすい位置に設置してある
また、夏場など鳥の餌になる虫が多い時期は餌台には寄りにくくなります。

春になって虫が動き始めたら、鳥が獲ってくれるように餌台は外しておいたほうがいいですね。
手作りの餌台でも鳥を寄せることは可能!
鳥たちの警戒心さえ解ければ、手作りの餌台であっても鳥を寄せることは可能です。
その際も、出来るだけ異物感や違和感をなくすように工夫してみましょう。
プラスチックや金属など、光が反射する素材ではありませんか?
鳥は光の反射を嫌います。
ギラギラした鳥よけのCDを目にしたことがあるかもしれません。カッコよく手作りした餌台でも、ギラギラ反射する素材では鳥たちに嫌がられてしまいますよ!
鳥がエサを食べる時に止まりやすくなっていますか?
鳥が止まれるような足場を用意してあげましょう。
餌台の縁につかまりやすくしてあげたり、止り木を追加してみるのも良い方法です。
また、ツルツルと足が滑るような素材では嫌がって寄り付かなくなってしまいますので、素材選びにも気をつけましょう。
呼びたい鳥に寄ってエサが異なる
鳥のエサには果物、ナッツ類、穀物を利用することができますが、鳥に寄って好みが異なりますので、どんな鳥に来てほしいかを考えて選ぶようにしましょう。
果物を好む鳥たち
- ヒヨドリ
- シジュウカラ
- メジロ
- スズメ
- ムクドリ
など
ナッツ類を好む鳥たち
- キジバト
- シジュウカラ
- スズメ
など
穀物を好む鳥たち
- ヒヨドリ
- ムクドリ
- キジバト
- スズメ
など
まとめ
- 餌台に鳥たちが来ない理由は警戒心
- 警戒心が解ければ、手作りの餌台でも鳥を寄せることが可能
- 鳥の好むエサは大きく分けて果物、ナッツ類、穀物の3種類