ビオラの種を取ったら冷蔵庫に保存して発芽率を高めよう!

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お気に入りのビオラの花は、種を取ってまた育てたい。

可愛がって育てていたものであれば、「来年もまた会いたい!」と思うに違いありません。

ビオラの種を取るにはちょっとしたコツが必要です。なぜなら、タイミングを逃してしまうと、せっかく付いた種が飛び散ってしまうからです。

  • ビオラの種はいつ取るのがいいの?
  • 取った種はどうやって保存する?
  • 次の種まきをするタイミングは?

このような疑問にお答えしています。

目次

ビオラの種を取るベストタイミングはいつ?

子房のサヤが3つに割れた状態
ビオラの種を取るベストタイミング(印の位置でカットする)

ビオラの種を取るベストタイミングは、子房(しぼう)のサヤが3つに割れて開いた状態の時です。

サヤが開くのは午前中から昼にかけての時間帯が多いとのこと。

ちょうど開いた時に採取できるのが一番良いのですが、付きっきりで観察するのも大変ですね。

そこで、「もうすぐサヤが開きそう」なタイミングを見極めることが大切になってきます。

サヤが開くまでの流れは以下の通りです。

  1. 花が咲いたあとに実ができる
  2. ガクの根元にある子房がふっくらと大きくなってくる
  3. 下を向いていた子房が上向きになる
  4. 中の種が育ち、サヤがうっすらと茶色みを帯びるようになる
  5. サヤが3つに割れて開く

サヤが開いて数時間すると種が飛び散ってしまうので、割れる前の段階で取ってしまう方が安全です。

サヤが割れる前に採取するタイミング
サヤが茶色みを帯びてきた状態(割れる直前です!)

上の写真のような状態になれば、「もうすぐサヤが割れそう」と言えます。天気が良ければ、このあと数時間で割れることもありますので、種が飛び散る前に採取しておきましょう。

採取するタイミングが早すぎると種が未熟状態の場合もあるため、極力ベストタイミングのものを選びましょう。すべてのサヤが同じタイミングで割れて開くことはありませんし、いくつも必要になるものでもありません。サヤは2つも取れれば十分ではないでしょうか?

開く直前のサヤ、またはベストタイミングで採取したものは紙袋か封筒に入れて保管しましょう。

ビオラの種は乾燥させた後に冷蔵庫に保存

採取したビオラの種は紙製の袋や封筒に入れてしばらく乾燥させましょう。紙製の袋に入れることにより、余分な水分を吸収してくれます。

10日から2週間ほど乾燥させた後、密閉できる容器(タッパーやジップロックなど)に入れて冷蔵庫に保存します。

冷蔵庫に保存する理由は以下のとおりです。

  • 種の寿命を伸ばす
  • 一度低温に当てることで発芽率が高まる

小袋を使って花の色ごとに保存するアイデア

ビオラの花は色や形の種類が豊富ですね。どの花のものだったか忘れないようにするアイデアのご紹介です。

郵便用の茶封筒を半分に切って使いました。

種を入れて保存するにはちょうどいい大きさですね。切り口をテープで止めたり、2-3回折り返してクリップで挟んでおけば、種がこぼれることはありません。

どの花のものだったかを記録しておく上でのおすすめは「花を一輪テープで止めておく」ことです。

これならパッと見てすぐにわかりますね。

押し花なので段々と色があせていきますから、保険のために自分の言葉でも書きとめておくのが良いでしょう。

採取したサヤを封筒に入れてから気づいたんですが、「パチン、パチン!」って音がするんですね。

「何の音だろう?」って不思議に思ったら、封筒の中でサヤが弾けている音でした。ということは、そのまま外に置いてあったら全部飛び散っていたってことですね!

驚いたけど、初めての体験に感動しました。

コメントをいただきました!

ビオラの種まきは9月の中旬頃がおすすめ

ビオラの種まきは夏が終わる8月後半から10月頃に行うことができます。

中でも、日本では9月の中旬頃が種まきに最も適した季節だとされています。

ビオラは暑さに弱く発芽適温は18℃から20℃です。

まとめ

  • ビオラの種はサヤが割れて開いたタイミング、または開く直前に採取する
  • 採取した種は乾燥させた後、冷蔵庫に保存することで発芽率を高めることができる
  • 花の色ごとに仕分ける場合、押し花をサンプルとして使うと良い
  • 秋まきにおすすめは9月の中旬頃

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