6種類の春蒔き種で成長比べ|花が一番に咲くのはどの品種?

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春蒔きの種は発芽適温が高く20℃~25℃であることが多いです。

3月頃からの早蒔きもできないことはないのですが、夜間の気温が低かったり、日によって冷え込んだりして安定しないので、しばらく我慢をしていました。

5月に入ってだいぶ気温が高くなってきたのと、直前に行った種まきでコツを掴んできたことで、少し難しいかな?と不安がありつつも、春蒔き種に挑戦することにしました。

目次

2段構造のまき床で苗を大きく育てる

2段構造で準備したまき床
草花培養土の上に種まき用の土をかぶせて準備する

これまでの種まきでは、種まき用の土を使って発芽させ、しばらくしてから草花用の培養土に植え替えていました。

しかしこれでは、せっかく種から出た根を触ってしまうことが増え、植物に良くないんですね。

上手にできるならいいかもしれませんが、僕の場合は根っこを引っ張ったり、下手をしたら切っちゃったり、ということがありました。

そこで、まき床を「草花用の培養土+種まき用の土」という2段構造にして、根っこが伸びたらそのまま養分を吸えるように工夫してみました。

種まき用の土
(上部1cmくらい)


草花培養土
(下の残りの部分すべて)

2段構造のイメージ
6種類の春蒔き種をまいたところ

今回挑戦するのは以下の6種類。

  • コスモス
  • アンゲロニア
  • トレニア
  • ペチュニア(白)
  • ペチュニア(黃)
  • コンボルブルス

ペレット種子と通常の種子の成長の違いもチェックしてみようと思います。

発根一番乗りは「コンボルブルス」!

コンボルブルスの発芽
2022年5月6日撮影 コンボルブルス

まさか種をまいて次の日に種が動き始めるとは思っていませんでしたが、なんと、コンボルブルスが根を出しました!

他の品種と比べて種が大きかったので、「少し時間がかかるかな?」と思っていたんですが、一番活発ですね。この後も次々と根を出し始めました。

コスモスの発芽
2022年5月7日撮影 コスモス

二番手はコスモスです。

実は今回の種まきの1か月ほど前に一度挑戦しているんですが、そのときは全く種に動きがありませんでした。種が古かったせいもあるかもしれませんが、「コスモスは難しいのかも?」なんて思っていた矢先でした。

二番手とはいえ、種まきから二日目ですからね。とても優秀です。

動き始めたコスモスの種が根を伸ばし、鳥の首のような形になりました。

「〇〇のように見える」には、パレイドリア効果っていう専門的な名前がついているそうです。

イタリアの地図がブーツの形に見えたり、月の表面にウサギが見えたり、脳の働きって面白いですね。

ペチュニアの発芽
2022年5月9日撮影 ペチュニア
アンゲロニアの発芽
2022年5月9日撮影 アンゲロニア

ペチュニアアンゲロニアも根を出し始めました。

どちらもまだマクロレンズで見ないと分からないくらい小さいのですが、目を凝らして発見しました!

よく見ると、細かい毛のような細い根が出ています。

ペチュニアの種まきには秋蒔きで失敗しているので、今回こうして発芽の兆しが見れたことはとても嬉しいです。それだけ、発芽適温を守ることが大切なんですね。

5月に入るまで待ったかいがあるというもんです。順調に育っていってくれるといいですね。

発芽して首が長く伸び「シラサギみたい」とか言ってる場合じゃありません。これは明らかに徒長ですね。

徒長は「コンボルブルス」でも…

コンボルブルスが徒長した様子
2022年5月12日撮影 コンボルブルスも徒長

徒長すると成長が悪くなったり病気になりやすいそうなので、今後の種まきの課題です。これはこれで深植えするとか対策してみます。

コスモスコンボルブルスも種がまだ残っているので、別の方法も試して違いを検証してみようと思います。

ペチュニアの双葉を確認
2022年5月12日撮影 双葉がハッキリしてきたペチュニア

マクロレンズで確認しないと分からないくらいだったペチュニアですが、肉眼でも双葉がハッキリと見えるようになってきました。

コスモスの徒長にぶつかったばかりなので、今後の管理に注意が必要ですね。

トレニアの発芽
2022年5月14日撮影

発芽レースの6番手にトレニアが発芽しました!

他のものが早かったので少し心配もしていたのですが、これで無事に全種類発芽完了です。今後は順調に育っていくように管理し、どれが一番に開花するかが楽しみですね。

コスモスとコンボルブルスの深植え
2022年5月12日撮影

みっともなく徒長してしまったコスモスとコンボルブルス。ひとまず深植えして様子を見ることにしました。

双葉までの距離を長くて2cm程度に縮めたので、丈夫に育ってくれることを期待したいです。

深植えする途中で「ポキッ」と音がしたので、上手く育たないものもあるかもしれませんが、そのまま放置するより手を加えたほうがいいでしょう。試せることは試してみます。

ペチュニアの双葉の一つが、なんと三つ葉になっていました!

他のものはすべて普通の双葉なんですけど、これ一つだけ違っています。不思議ですね。

2022年5月後半:個別のポットに植え替え

育苗ポットに個別に植え替え
2022年5月19日撮影

前回の植え替え後、一週間のうちにまた伸びてきたので、一本ずつ大きめのポットに植え替えました。

8つずつ種が蒔いてあったのですが、発芽したのは「コスモス7つ」、「コンボルブルス7つ」です。今後はこのビニールポットでの成長を追っていきます。

コスモスとコンボルブルスの成長
2022年5月28日撮影

上の段に見えるのがコスモスです。ずいぶんと特徴がハッキリしてきましたね。コンボルブルスも大きくなってきました。

ペチュニア他の植え替え
2022年5月28日撮影

こちらは引き続き室内管理のペチュニア、トレニア、アンゲロニアです。

成長が遅めではありますが、個別に植え替えるまでには育ってきました。根は深く張っていません。一つづつセパレートにしたので、今後の成長が楽しみです。

まき床の2段構造は失敗だったのか?

できるだけ根っこを触らずに大きく苗を育てようと思いついた「まき床の2段構造」ですが、結局植え替えが必要になってしまいました。

徒長してしまうのが一番の問題でしたが、2段構造だけが問題ではなかったように思います。まだまだ試し始めたばかりですので、何回挑戦しても失敗してしまうのか、再度チャレンジしてみようと思います。

2022年6月後半:コスモスに蕾が付いた!

コスモスの蕾
2022年6月20日撮影

5月の初めに種をまいたコスモスに蕾が付きました!

発芽も一番早かったけど、成長も早いですね。あっという間に大きくなって、蕾がついた株が複数あります。

まだ育苗ポットに入ったままなので、このままではかわいそうですね。近々、地植えしようと思います。

ペチュニアの苗
2022年6月23日撮影

コスモスより成長はゆっくりですが、ペチュニアも順調に育っています。

もうそろそろ個別に植え替えですね。そこからまた大きくなっていくでしょう。

並んだ育苗ポット
2022年6月25日撮影

ペチュニアの苗が連結ポットからはみ出していたので、さっそく個別の育苗ポットに植え替えました。

トレニアは3株だけ育っていたので、こちらも植え替え。大きく育ってきたものに関しては、元気があっていいですね。

写真の奥は「ワイルドストロベリー」です。

おすすめの記事

種から育てているワイルドストロベリーの成長記録が参考になります。
 → ワイルドストロベリーは種からどうやって育てる?成長の記録

2022年7月前半:ペチュニア、トレニアがぐんぐん成長

ペチュニア
2022年7月2日撮影
トレニア
2022年7月2日撮影

個別のポットに植え替えたばかりの頃はまだ縁が見えていたのに、ペチュニアもトレニアも、はみ出すくらい大きく成長してきました!

育苗ポットではもう小さいので、さらに植え替えの準備をしています。夏の暑さにも負けず、モリモリと育ってくれるのは嬉しいですね。

ペチュニアの植え替え
2022年7月9日撮影

9cmポットからはみ出すくらいに育ってきたペチュニアを6号鉢に植え替えです。

しっかりと根も張っていて、元気がいいですね。

花もいくつか付き始めていますが、今後切り戻しをくり返しながらボリュームアップを目指します。モリモリに咲かせるのが目標です!

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