ワインレッドの花が咲く薔薇|特徴から品種名を調べてみる

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赤黒い花が咲く四季咲きの薔薇の木があります。

赤黒いって言うより「ワインレッド」のほうが一般的かな?

これまでバラの栽培どころか園芸にもほとんど関心がなかったので気にもとめなかったんだけど、いざガーデニングに取りくみ始めると気になってしょうがない。

少し薔薇の手入れを覚え始めたところだから、今は冬剪定が終わったところ。

さすがに花を見ずに枝だけで判別するのは難しい、というより無理ですね。

成長が進んでくれば、もっとヒントが得られるかもしれません。

目次

冬剪定後|2022.1.25 現在の様子

さっそく、品種名がわからない薔薇の名前を知りたいということで「ツイッター」で投げかけてみました。

その時の投稿がこちら。

枝の写真だけ見せて「名前を教えて下さい」も何もあったもんじゃない。

「この先、継続して報告しますのでよろしくお願い致します」という予告編でご紹介させていただきました。

ツイートにコメントをお寄せいただきました!

ありがたいことに、さっそくフォロワーの方々からコメントをいただくことができました。

「赤黒い薔薇の名前」をキーワードに、実際に調べてみました。

調査を進めてみると「黒バラ」というジャンル(?)があるんですね。

花が咲いた時の見覚えから候補に上がったのがこれらの品種

  • 黒真珠(微香)
  • ブラック・バカラ(微香)
  • パパ・メイアン(ダマスク・モダン香)

以前、花が咲いた時にはあまり香りがしなかったので、「パパ・メイアン」は違うかな?

バラは名前でも盛り上がれるって、確かにそうですね。

僕も、自分のバラがカッコいい名前だと嬉しいなって思っています。

僕もよく使っているGoogleレンズをおすすめしてくださいました。

もう少し成長が進んで、蕾がついたり花が咲いた頃に試してみようと思います。

写真の撮り方によって違う検索結果が出たり、ちょっと癖があるアプリなんですよね。

Googleレンズについてはこちらの記事をご覧ください。

 →Googleレンズで知らない花の名前を調べる方法

2022年2月前半

1月末に剪定を済ませて「いい感じになった!」なんて思っていたんだけど、枝の高低差があると背が高い方だけ育つということを知り、剪定のやり直しをしました。

枝の高低差が生じている状態
枝の高低差が生じている状態
元気な枝を残し、一本仕立てにした
新芽が望めそうにない古枝を切り落とした

厳密に言うと一本だけ伸びた状態とは異なるんだけど、結果的にそんな感じになりました。

一本仕立てになった場合の対応策が「幹を傾けて新しい枝をもとの方から出させる」とのことなので、狙ったわけではないけど傾いた状態はいい感じじゃない?

先のほうの赤い枝には新芽がいくつか付いているから、元気はあるみたいですね。今後、新しい枝が出てきて広がりを持たせていけるといいなって思います。

2022年2月後半

赤い枝の先端についていた芽が開き始めました。葉が重なって出てきている様子が見えますね。

一番成長が早い部分の写真ですが、赤い芽はまだたくさん付いているので、今後の育ち具合が楽しみです!

株の根元付近から新しい枝が出て、全体が若返ってくれるのが一番いいのですが、焦らず見守ることにします。

2022年3月前半

新芽が成長して葉の様子がわかるようになってきたので、芽出しの肥料を施しました。

コメントをいただきました!

品種名を判別していく上で「色」、「花形」、「芳香」がヒントになるとのこと。

Cat Rosesさん、コメントありがとうございました!

新芽が動き出して葉が現れた
2022年3月13日撮影

2月の後半ではまだ開きかけの芽があるくらいでしたが、ずいぶんと葉の形がわかるようになってきました!

元気があるのは上の方の枝2本だけですが、それでもしっかりと育ってきてくれるのは嬉しいですね。今後の成長にも期待したいと思います。

2022年3月後半

嬉しい発見です!

上のほうの若い枝だけ元気なのかと思っていたら、古い枝からも芽が出てきそうな兆しがありました。

古い枝からも新芽の動きを確認
太い幹からも新芽が吹いている
2022年3月16日撮影

どうでしょう?芽ですよね、これは。

もう少し育ってくるとよく分かるんですけど、右側に伸びてくれる枝が出ると嬉しいなぁ…。

全体に広がりが出る感じがしますからね。

  • 冬場の土ほぐしと土壌改良
  • ごちゃごちゃしていた枝を思い切って剪定
  • 3月に入ってからの芽出し肥
  • 日当たりの改善

「この内のどれか一つに効果があった」ってことはないんだろうけど、良い感じで育ってきていますね。

今後の成長がますます楽しみになってきました!

新しく伸びた枝にもトゲがついている
2022年3月17日撮影

毎日の観察が楽しくなってきて、朝からしっかり見るようになってきたんだけど、この春に伸び始めた新芽にも棘(トゲ)がついているんですね!立派に育っている感じが嬉しいです。

古い枝(幹?)からの新芽を発見して以来、毎朝の確認が楽しみになりました!

今日もまた新しい場所から複数の芽が出てきているのを発見。中でも、根元から新芽が出てきているのは嬉しいですね。

冬場の大掛かりな剪定以降、左に傾いた「一本立ち」スタイルなので、右側に枝が広がってきてくれるとありがたい。

土をほぐしたり、肥料を与えるなんてことは、今まで全くやってこなかったので、「やるべきことをちゃんとやれば、そのように応えてくれる」って実感できたのは良い勉強になりました。

「芽かき」の説明図
2022年3月28日撮影

「芽かき」ってしていますか?

同じところから複数の芽が出た時に、元気のいい一つに絞るっていう処理なんですけど、推奨する人とそうでない人に分かれるみたいですね。

芽かきをする場合は、

  • 大輪の花を咲かせる(品種による)ために栄養を集中させる
  • 病害虫を防ぐために風通しを良くする

が主な理由です。

うちのバラの場合は葉をたくさんつけたいので、今回はこのまま育てることにします。

そのうち部分的に試してみてもいいですけど、大輪ってわけじゃないからなぁ…。やらなくても特に問題ないでしょう。

葉の茂りが増え、虫除けスプレーで予防
2022年3月29日撮影

ずいぶんと葉が茂ってきました。虫食いや病気が心配なので、予防のためにスプレーしておきました。

ところどころ葉の色が悪いのは、新芽の赤色から緑色の葉っぱへの移行途中なんでしょうか?もう少し育ってくれば分かると思いますが、虫に食われたような感じはありませんでした。

これとは別に育てている、つるバラの方は緑がうんときれいなので、品種によってこうも違いがあるんだなぁと感じています。

2022年4月前半

壁に近づいたので、つっかえ棒で距離を取った
2022年4月1日撮影

しっかりとはが茂ってきたのはいいのですが、土留めのコンクリートに触るようになってしまいました。

そのままにしていたら風が吹いた時に葉が擦れてしまうので、ちょっと見栄えが悪いですが、支柱を立てて壁から離してみました。今後、成長するに従って剪定しつつ、壁から離す形にしていきたいですね。

バラの蕾を発見
2022年4月5日撮影

蕾らしき膨らみが付きました!

他の枝先にもいくつか付いているので、花だと嬉しいなぁ。

開花した状態になれば品種解明にも近づきますし、順調に育ってくれることを願っています。

なんと!枝先に複数の蕾を発見しました。

これが「房咲き」であれば、品種名を突き止めるヒントになりますね。ところが、「一輪咲き」の品種でも脇芽が付くこともあるんだとか…。

「ツイッター」で投げかけてみたので、手がかりがつかめると嬉しいですね。

さっそくコメントを寄せていただきました。

HT(ハイブリッド・ティー)とは「四季咲き性の大輪品種」のことのようです。

花が大きい大輪品種は「花径が8cm~12cm以上」ということですが、うちのバラはそんなに大きくなかったような覚えです。今年花が咲いたときには、ちゃんとサイズも測っておきたいですね。

よくばりガーデナーみるちゃんねるさん、コメントありがとうございました!

あちこちの枝に複数の蕾が付いています。「この品種は房咲きなのでは?」という思いが強くなるばかりです。

コメントをいただきました!

chiyuroさん、コメントありがとうございます!

これまで品種名が分からない自分のバラを基準に考えていましたけど、「房咲き」として有名なバラを研究してみると、蕾の付き方とか咲き方の特徴がわかりそうですね。良いヒントをいただきました。

地中からも新芽が出てきた
2022年4月11日撮影

株元から少し離れたところに、新しい芽を発見しました!

一時は成長を危ぶんだ古株のバラですが、見事に再生してきていますね。こんなにあちこちから芽吹くなんて、全く想像もしませんでした。それだけバラのことを知らなかったってことでもあるんですけど、こちらが元気になりますね!

フォロワーの方が、心配してお声がけくださいました。

確かに、接ぎ木の苗を植えたのであれば、台木のノイバラから発芽しているってこともありますよね。

でも、この木は挿し木で育てて大きくなったもの。地中からの発芽であっても、同じ木なので嬉しいです!

らびっとさん、お気遣いありがとうございます!

そうなんです。ほぼ「一本仕立て」からの華麗な変身を楽しみにしています!

足元は注意しないと危険ですね!せっかく出てきた芽を台無しにしてしまっては元も子もありません。DAINAさん、コメントありがとうございます!

2022年4月後半

蕾が膨らんで、花の色が見え始めた
2022年4月17日撮影

大きくふくらんだ蕾から、チラッと色が見えるようになってきました。

ん?これはピンク色なのかな?

以前に花が咲いたときの覚えでは「赤黒い」ワインレッドの花が咲いていたんだけどな。この先成長してくると変化するんだろうか?それとも、これまで色が黒っぽかったのは栄養不足のせい?

いろんなことを考えるようになりますね。

バラに興味を持ち始めて一年も経っていないので、以前に花が咲いたときはほとんど興味なし。「ふーん」って感じでした。

それがこんなにあれこれと世話を焼くようになるんですからね。いつ何に興味をもつようになるかは、わからないものです。

蕾の開き始めに「ひょっとしてピンク色なのかな?」って思ったけど、やっぱり赤黒い色になってきました!

この色は見覚えがあります。その時はまだバラに興味はなかったけど、「赤黒いバラ」って印象に残りますよね。

このバラの品種名は何なのか、ますます気になってきました。

濃い赤色になってきた蕾
2022年4月23日撮影

いよいよですね!もう開くんじゃないかってところまで成長してきました。明日は雨の予報だけど、大丈夫かな?

一番花の開花
2022年4月25日撮影

雨上がりの一番花です。

雨にあたって少し形がいびつですが、きれいに咲いてくれましたね。他の蕾も大きくなってきているので、次々と咲いてくるはずです。まだまだ楽しみは続きます!

一番花がきれいに開いたところ
2022年4月26日撮影

一日違いですが、うんときれいな写真を撮ることができました!

曇りだったんですが、このほうが光の当たり方が均一でいいですね。

このバラの品種名はまだわかりませんが、ヒントとなる項目はだいぶ分かってきました。

  • 木立ち性
  • 剣弁高芯咲き
  • 微香
ひと枝に複数の蕾がついている
2022年4月26日撮影

この写真のように、ひと枝に複数の蕾がつくのを「房咲き」とするかどうかが迷うところです。房咲きでも、ひと枝に2-3輪ってこともあるんだとか。

一輪だけ大きく咲いているバラの花をみるのは、管理していく段階で、あえて一輪だけにしているのかもしれませんね。

引きで撮影したバラの木全体の様子
2022年4月26日撮影

雨が降る前で風が強くなってきたので、急遽、支柱を寄せ集めて枝を固定しました。

ここまで大きくなってきたのに、新しく出た枝が根元から「ポキン!」なんて折れちゃったら泣くに泣けません。

なんでも、新しい枝は水分が多くて根本から折れやすいんだとか。

まだまだバラの世話に慣れていないことだし、できることはやっておきましょう。

このバラに心当たりがないか、ツイッターで投げかけてみました。僕よりバラに詳しい方々が多いので、品種名解明に近づけると嬉しいですね。

コメントをいただきました!

コメントを寄せていただいた皆さん、どうもありがとうございました!実際に「黒真珠」を育てている方からのコメントも嬉しいです。

このようにツイッターでの投げかけに応じていただけるのはとても嬉しいですね!

つながりを感じますし、自分が知らなかった知識を得ることもできます。聞いたことがない薔薇の名前も上げていただいて、改めて奥が深いなって感じました。

「黒真珠」なのか?!さらに特徴を検証していきます

これまでいくつかの候補が上がってきましたが、以下の2つのどちらかに当てはまるのではないかと考えていました。

  • 黒真珠
  • ブラック・バッカラ

昨日のコメントのやり取りの中でも、黒真珠の購入を検討したことのある方から「棘が密集して危険を感じた」と教えていただきました。

とても大きなヒントですね!

まだ葉が茂る前の冬の様子ですが、こんな状態でしたから…。

トゲが多い枝の様子
2022年2月12日撮影
トゲが多い枝、現在の様子
2022年4月27日撮影

こちらが今の様子。冬の写真のほうが恐ろしい感じがしますね!

「このバラは黒真珠なのか?」と目星をつけて検討していると、さらに有力な情報を目にしました。雨上がりでバラの様子が一変していたこともあり、この情報には「これだ!」と思いましたね。

それは、「黒真珠は開き切ると花芯が見えて見苦しい」とのこと。

花が開いて花芯が見えている
2022年4月27日撮影

見苦しいかどうかは個人の感想もあるでしょうが、「開ききって花芯が見える」のは、まさにピッタリでした。

新たにわかった特徴は以下の通り。

  • ビロードのような光沢
  • 花が開き切ると花芯が見えて見苦しい
  • トゲが非常に多い

このバラが黒真珠なのかどうか、他の特徴も検証していこうと思います。

隣り合ったバラが一緒に咲いているところ
2022年4月29日撮影

一番花と並んで膨らんでいた蕾が開きました!

これくらいの半開き状態は非常に美しいですね。ちょうどいいタイミングで写真に残すことができました。

次々と蕾が開いてきていますが、大雨になっているのが残念です。

2022年5月前半

花がら摘み前の様子
2022年5月5日撮影

「せっかく咲いたのにもったいない」と思いつつも、花がら摘みに挑戦してみました。

挑戦といっても切るだけのことなんですが、いざ切るとなると「え~っ」ってなるんですよね。でも、バラを育てていく上で切ることはとても大切なことだそうで、早いうちに慣れていかないといけませんね。

新しい枝を出してくれたり、花が咲いたり、ここまで元気に育ってきてくれたのも冬の剪定が役立ったのは間違いない。

この後も続く「花がら摘み」や「切り戻し」も、バラの成長を助けるためだと思って、しっかりと切っていきましょう!

2022年5月後半

春の開花後の切り戻し
2022年5月27日撮影

つるバラがチュウレンジハバチの被害にあって「こちらはどうかな?」と確認してみたところ、一歩先に進んだ被害状況となっていました。

つるバラの方は卵が産み付けられていたものの孵化前でしたが、こちらの黒バラはすでに幼虫がお食事中でした!

「もっと早くに切り戻していれば…」と悔やまれもしますが、幸い大事になるほどではなかったのでサッサと切り戻しました。ひと回り小さくなりましたね。

枝を短くして安定感が増したので、支柱の数も減らしてスッキリさせました。

今後の記事更新予定

薔薇の成長の様子や調べて分かったことを随時更新していきます。

「この品種じゃない?」ということがあれば、お気軽にコメントを寄せていただけると嬉しいです。

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