つるバラ入門は返り咲きで病気に強いペーター・ロゼガーに決定!

ペーター・ロゼガーの栽培記録(タイトル)

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バラの栽培に興味を持ち始めてからずっと気になっていたつるバラ。

壁やフェンスに這わせたり、オベリスク仕立てにしたり、ゴージャスな感じが良いですよね!

「つるバラを始めてみたいなぁ」とぼんやり思うものの、すぐに重要な決断に迫られます。

  • 品種は何にするか?
  • 大苗をどこで買うか?

ちょうど冬の大苗が出回る季節、このチャンスを逃してしまったらもう一年待たなければならない。

でも、一年あればかなりのことが学べるはず。

うちにある品種名のわからない木立性のバラと並行して育てながら、どちらのバラ栽培も勉強を進めていきたい。

そんな思いは募るばかりでした。

目次

ペーター・ロゼガーを選ぶまでに気になったバラたち

「思い切ってひとつ買ってみよう!」

あれこれ悩み続けるよりは一歩前に出たほうがいい。そう決心しました。

初心者でも育てやすいということでまず候補に上がったのがピエール・ドゥ・ロンサール

とても美しいバラですね。つるバラの王様って感じがします。つるバラの栽培に慣れてきたらお迎えしたいバラのひとつです。

次に気になったのが、オレンジ系の花色が美しいレディ・エマ・ハミルトン

病気に強く香りも良いということで、2本目のバラを選ぶならこれかな?っていうくらい気に入っています。

上の2つのどちらにしても良かったんだけど、ペーター・ロゼガーに決めるきっかけとなったのがこちらの動画。

この動画の中で紹介されていた「ペーター・ロゼガー(動画の中ではペーター・ローセガー)」の画像に一目惚れしました。

白ともピンクともいえないような花色がいい感じですね。中輪で咲かせやすいというのも、つるバラ初心者には嬉しいポイントです。

その他、この動画で学んだことは以下の通りです。

  • つるバラは樹勢が強く、四季咲きのバラよりも育てるのは楽(病気からの回復が早い)
  • バラの育ちやすさのポイントは日当たりが一番重要
  • 大きい花ほど日当たりが必要
  • 濃い色の花ほど日当たりが必要
  • 初めてのバラ苗は2年生大苗がおすすめ
  • 栽培に手がかかるのもバラの魅力のうち

「ペーター・ロゼガー」が気に入った僕は、どんどん情報を集めていきました。

  • 病気に強い
  • 半日くらいの日当たりでもよく咲く
  • 返り咲き(この頃はまだ「何それ?」って感じでしたけど…)
  • 季節によって花の色が変わる

なんか、どんどん魅力的に見えてきましたね。もうこれで決定!って感じです。

ネットで大苗を注文|いよいよつるバラデビュー!(2022.1.24)

YouTubeの「ガーデンちゃんねる」はよく見ていました。

初めてのつるバラを決めるきっかけとなったのもこの番組なので、大苗も「まつおえんげい」で注文することにしました。

近所のバラ苗専門店で下見して、大苗が5,000円くらいだっていう目星は付けてありました。

まつおえんげいで見たら、ペーター・ロゼガーの2年生大苗が税込みで3,850円じゃないですか!「やったー、お買い得!」と思ったのもつかの間、送料が1,930円かかることを知ります。

「送料だけ高く払うのももったいないな…」

というわけで、バラ用の土と肥料もついでに購入して、送料無料ラインの13,200円以上に到達させました。

念願の2年生大苗が届く(2022.1.27)

思った以上の出費となってしまったつるバラデビューですが、「つるバラを始めることができる!」という喜びのほうが遥かに勝っていました!

バラ苗を受け取った時のツイートです。

あれこれ見比べる目はまだできていないのですが、「元気できれいだな」ということはすぐに感じました。

この先しっかりと観察しながら大切に育てていき、つるバラがどんどん好きになるようにしていきたいですね!

2022年3月前半:新芽を確認

ペーター・ロゼガーの新芽

大苗の購入から1か月ほどが経ちました。

先のほうの新芽からは、今にも葉っぱが出そうな勢いです。

つるバラを育てるのが初めてのことなので、今の時期の成長として早いのか遅いのかがわからないのがもどかしいところではありますが、成長は順調なようで安心しています。

このあと、虫がつきやすくなってくるとのことなので、しっかりと対策をしていきたいですね!

隣り合った枝が近すぎる
つっかえ棒で枝を広げた

新芽が育ってきたのはいいことだけど、となりの枝と近すぎて邪魔されそうでした。

スペースを取るのに木の枝をつっかえ棒にするっていう方法は見たことがあるんだけど、丁度いい枝がなかったので、とりあえず不織布を丸めたもので代用。

これで随分と枝の間が広がって、いい感じになりました。

新芽の邪魔をしないように挟んであるので、他の葉がどんどん出てきても大丈夫そうです。隣の枝との間に余裕があって、のびのびと育っていってくれそうですね!

3月に入って新芽が動きだしたので、「芽出し」の緩効性肥料を施しました。

やりすぎも良くないですが、追肥のタイミングや量もこれからしっかりと覚えていきたいですね。

葉がたくさん出てきた
2022年3月13日撮影

前回の撮影から約一週間。こんなに葉が出てきました!

もうこれくらいになってきたら、虫よけの「芽薬(めぐすり)」をしたほうがいいのかな?もう少し待ってもいいのかな?

新芽のグリーンはきれいで気持ちがいいですね。ペーター・ロゼガーは比較的病気に強いみたいだけど、きちんとできる世話はしていかないといけませんね。

2022年3月後半:若葉の成長

葉の成長、全体の様子
2022年3月21日撮影

前回の写真撮影から約一週間。

株元から枝先まで、しっかりと葉が出てきました。

一度はスプレーをかけて虫除けしましたが、これだけ葉が出てくると心配なので、2週間ごとにはかけておくと安心ですね。

これだけ葉が茂ってくると、「芽かき」をして栄養を集中させるといいんだとか。

同じところから複数の芽が育っていると、栄養の取り合いになりますからね。どれを残すか見極めるのは、これから経験を積んで覚えていきたいです。

コメントをいただきました

ペーター・ロゼガーを選んだ理由の一つが「葉も美しい」ということだったんですが、ツヤツヤで本当にきれいだなって感じます。花が咲くと、どちらの美しさも引き立て合うんでしょうね。楽しみです!

美しい葉の写真(アップ)
2022年3月29日撮影

しっかりと葉が茂ってきたので、2回めの虫よけスプレーをかけました。前回のものとは異なる種類のものです。同じ種類のものを使い続けると、虫や病気に耐性がついてしまい良くないんだとか。うちでは2種類のものを交互に使っていきます。

クレマチスとともにトレリスの前に並べた
2022年3月30日撮影

隣家の土留め沿いで育てようと思っていましたが、イングリッシュガーデン・エリアにトレリスを立てたのでお引越し。

こちらのほうが日当たりがいいし、トレリスが立ててあれば必要な時に枝の固定もしやすいですからね。クレマチスとのコラボも楽しめるので、今後の成長が楽しみです!

おすすめ記事

自宅裏庭の「イングリッシュガーデン化」挑戦記はこちら。
 → ボサボサの庭を和風のイングリッシュガーデンに作り変える!

2022年4月前半:日向に移動

しっかりと日が当たって見た目もツヤツヤと元気そうなのに、内側までよく観察してみると、黄色くなってしまった葉を何か所か見つけました。

ここまで順調に育ってきただけにショックですね!

原因は何でしょう?

  • 水が少なかった?
  • 奥まで日が当たっていない?
  • 虫や病気?

手で触ってポロポロと落ちてしまう分はどうしようもないので、一旦きれいに取り除きました。

「バラは太陽が大好き」ということなので、まずは日当たりの改善からしてみましょう。

葉が茂り、鉢が小さくなってきた
2022年4月9日撮影

しっかりと葉が茂ってきて喜んでいたんですが、どうやら「根詰まりする手前」の状況のようです。

詳しくはこちらの動画をどうぞ。

小山内健さんの動画ではいつも勉強させていただいていますが、こうしたタイムリーな情報を提供していただけるのはありがたいですね!

さっそくバラ鉢を注文し、植え替えを進めていこうと思います。

今回の植え替えでは「ひと回り“だけ”大きなサイズ」が勧められていたので、8号鉢を選びました。

ひと回り大きな鉢に植え替え
2022年4月10日撮影

注文してあったバラ鉢が届いたので、早速植え替えです。

小山内健さんの動画でも説明されていますが、4月の植え替えで注意すべき点は以下の通り。

  • 根っこを触らない
  • 根っこが乾かないように、植え替え作業はスピーディーに

追加の土は前もって準備しておきます。

今回は動画の説明に倣って、バラ用の土、元肥、虫除けをブレンドしました。

葉がしっかり茂ってくると「根詰まりを起こす手前」とのことでしたが、今のところ、それほどでもありませんでした。問題はここから5月の開花までにどれだけ成長するか、ですね。

早いうちに対処できてよかったと思います。

見た感じも、どっしりと安定感が出ましたね!

ペーター・ロゼガーの蕾を確認
2022年4月13日撮影

古株の「黒バラ」のほうが早かったのですが、「ペーター・ロゼガー」にも蕾が付き始めました!

この枝だけでなく、複数の枝に蕾が見られるので、開花が待ち遠しいですね。

おすすめ記事

四季咲きの「黒バラ成長記」はこちら。
 → ワインレッドの花が咲く薔薇|特徴から品種名を調べてみる

2022年4月後半:蕾が付き始める

複数の枝に蕾を確認
2022年4月21日撮影

複数の枝についた蕾が、遠目から見てもよく分かるようになってきました!

一つひとつの花は大きくない品種ですが、いくつかまとまって咲くとゴージャスな感じになりそうです。うまい具合に高さ違いで蕾が付いてきているので、ピンク色になる面積が広くなるかな?

蕾が大きくなってきたところ
2022年4月21日撮影

一つの枝に複数の蕾が付いていますが、一番先のものが主役かな?花が咲いたときの大きさが異なるのか、よく観察してみようと思います。

蕾が色づき始めた
2022年4月28日撮影

ところどころ蕾が色づいてきました!

咲き始めると一気に開花が進むかもしれません。並んで咲く姿も楽しみだし、今からワクワクしますね。

2022年5月前半:開花

ペーター・ロゼガーの開花
2022年5月4日撮影(午前8時頃)

無事に開花を確認できました!

ピンクと白のツートンカラーで、優しい感じがいいですね。花が小ぶりなところもかわいい。

もう少し開いてから、なんて思っていたら、ベストタイミングを逃してしまいました。

ペーター・ロゼガーの開花。時間差の様子
2022年5月4日撮影(午後2時頃)

午前中に撮影した写真より花は開いていますが、虫さん達が来て、すでに花粉を散らかされていました。

少し香りのあるバラなので、早く気づかれてしまうのかもしれませんね。次は先を越さなくては。

2022年5月後半:チュウレンジハバチ襲来!

花のアップ。一眼レフカメラで撮影
2022年5月17日撮影

最近購入したPENTAXの一眼レフカメラで撮影。

開ききらない具合が美しいですね。ちょっと目を離すと蜜を求めて虫が集まっちゃうので、このタイミングで撮影できたのは貴重です。なかなかいい感じ。

チュウレンジハバチの被害を受けた
2022年5月26日撮影

「花もきれいに咲いてるし、葉っぱの状態も良い」なんて思っていたら、知らないうちにチュウレンジハバチの被害にあっていました!このひび割れが証拠ですね。

確かに、成虫の姿はよく見かけました。

被害にあって残念な気持ちになると同時に「これかぁ!」なんて、変な感動もあったりしますが…。

「もう、枝を切らないといけないのかな?」って、ツイッターで尋ねてみたら、さっそくフォロワーの方々がアドバイスを下さいました!

自分だけでは解決できないことも、こうしてツイッターを通して教えていただけるのはありがたいですね!

【新しく知ることのできたチュウレンジハバチ対策

  • 孵化する前であれば、卵を産みつけた箇所にセロハンテープを貼って幼虫が出てこないようにする
  • 産卵されたところを、針などを使ってゴシゴシとこする

おすすめ記事

チュウレンジハバチ対策はこちらの記事が参考になります。
 → チュウレンジハバチの卵からバラを守る3ステップの対策とは?

2022年6月後半:返り咲きを確認

今後の記事更新予定

つるバラの成長の様子を随時更新していきます。

勉強しながらの取り組みとなりますが、温かく見守っていただけると嬉しいです。

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